カルメラは「カルメ焼き器で作る砂糖菓子のこと」。
「カルメ焼き」と言い換えると分かりやすい。
カルメ焼きは「カルメラをカルメ焼き器で作ること」。
「カルメラ」と言い換えると分かりやすい。
「カルメラ」も「カルメ焼き」も同じものです。
材料はザラメの砂糖と同量程度の水、少量の重曹になります。
杓子の小型のようなカメルラ焼き器で加熱しながらかき回して作ります。
「カルメラ」は砂糖菓子のこと
「カルメラ」はポルトガルから伝来した砂糖菓子のことです。
「カルメラ」はポルトガル語の「calameroまたはcamela」から来ています。
「カラメイロ、カラメル、キャラメル」などと同じ語源です。
軽石のような形をしているので「浮石糖」とも言いました。
現在では、ザラメなどの砂糖を煮詰めて重曹で膨らませて作ります。
火加減やタイミングが難しいものです。
「カルメ焼き」は「カルメラ」を作ること
「カルメラ」は「カルメ焼き器」で作ります。
「カルメ焼き」の容器は杓子のような形で小型のお玉のようなものです。
木の柄と銅の器で作られたシンプルな道具です。
火加減は熱過ぎず低すぎず、重曹を入れるタイミングもありますから、縁日で興味を持った子供には難しいものになります。
材料や道具を買っても失敗することがほとんどです。
失敗しない「カルメ焼き」の作り方
ザラメ糖3に対して水1の割合で中火に掛けます。
出来たら温度計があると失敗しません。
125度になると沸騰を始めますから、様子を見て泡が盛んに出てきたところで火から降ろします。
砂糖水は火にかけている間は専用のすりこ木棒でかき回し続けます。
泡が小さくなったら、重曹の粉を少しだけ入れで素早くかき混ぜます。
ふっくらと膨らむと仕上がりです。
重曹には炭酸ガスを発生させる働きがあるので膨らみます。
「カルメラ」と「カルメ焼き」とは
「カルメラ」はポルトガルから伝来した砂糖菓子のこと。
現在は重曹で膨らませた菓子となっています。
「カルメ焼き」とは「カルメラ」を小型調理器で作ることを言います、また、「カルメラ」を「カルメ焼き」と言うようになっています。
「カルメ焼き」は火の加減と重曹を入れるタイミングが大事で、子供が作ると失敗することが多くなります。